フラダンスにも使われるハワイ語の日本の曲

日本とハワイには自然の中に神や精霊を感じるなど、精神的にも通じるところがあるような気がします。

だから日本人にはハワイが大好きな人が多いし、ハワイの音楽や踊りにも心惹かれるのかもしれません。そして、もちろんハワイの人も日本の音楽に共感を覚えるのは不思議ではない気がします。

今回はハワイでも有名な日本の曲、しかもハワイ語で歌われフラダンスでも良く踊られている曲を紹介します。

Ka Nohona Pili Kai 涙そうそう

あまりに有名な曲ですね。

日本の原曲「涙そうそう」は、森山良子が亡きお兄さんを思って作詞し、沖縄のミュージシャンBEGINが曲をつけたものです。

この曲を聞いて感銘を受けハワイ語の歌詞をつけたのが、クムフラであり日本にも多くのファンを持つミュージシャンでもあるケアリィ・レイシェル です。

ハワイ語の歌詞は、亡きおばあさんを思って作られたもので、 曲名「Ka Nohona Pili Kai」(海辺の家)は、そのおばあさんとの思い出の詰まった家のことです。

私は2005年のメリー・モナーク・フェスティバルでHula Halau ‘O Kamuelaがこの曲で踊るのを見て、フラダンスにハマったので、思い出の曲でもあります。

この歌では2009年のメリー・モナーク・フェスティバルで、Cherissa Henoheanäpuaikawaokele Käneが、Miss Aloha Hulaになっています。クム・フラもメレを作ったのも、歌っているのもケアリィ・レイシェルでした。

Ka’a Na ‘Ale ハナミズキ

ハナミズキは一青窈 が2004年に発表した彼女の代表曲です。2001年9月11日の同時多発テロをきっかけに作った歌と言われています。

ハワイ語版を作ったのは、こちらもクム・フラでありミュージシャンでもあるKuana Torres Kahele です。

311を思いこの歌詞を書いたと言われています。それでKai(海)が何度も出てくるのですね。そして繰り返されるLeiは、愛する人のことです。

日本語原曲も、クアナのハワイ語の歌詞も、失った人に思いを馳せるとても切ないものです。その思いを込めて、美しく踊りたいと思わせる曲です。

フラ初心者向けの定番曲については、こちらをどうぞ。

ハワイの歌については、ハワイの歴史を少し知っていると理解が深まりますよ。こちらを参考にどうぞ。

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