優雅な動きのフラダンスは、年輩の方にも人気があります。
それでも今から始めるとしたら、年齢が気になってしまう方がいるかも知れません。
フラダンスを踊る時の年齢などについて、ちょっと考えてみました。
フラダンスは見た目より身体を使う
優雅に見えるフラダンスですが、その見た目より結構身体を使うダンスだと思います。
これは年齢にかかわらず、私のグループでフラダンスを始めた人が口を揃えて言うことです。
いえ、別にわたしのグループがビシバシ体育系の厳しいトレーニングをしているわけでは全然ないのですけれど。
フラダンスはほぼずっと中腰で(膝を曲げた状態で)踊り、腕も肩の高さに上げていることが多いのですね。
でも、歳を取っていても続けていくと筋肉って付くんですよ。もちろん若い時のようには行かないかもしれないけれど、ゆっくりでも続けていくとだんだんできるようになっていきます。
ハラウや先生によっては、同じ振り付けでもクプナ(年齢の高い女性)は回らないで良いとか、振り付けを変えてくれます。
膝が悪いときにはちょっと厳しいですが、踊り方によってカバーできます。
ハワイのフラダンサーには、かなり体格の良い人も多いです。その方たちの踊りを見ていると、そんなに膝を曲げていないし、腰も振っていない・・・それなのにすごく素敵でうっとり、ということがあります。
フラダンスで重要なのは手の動きと目線
フラダンスの動画などを見ていて、すごく素敵に踊っているダンサーを見ていると、手の動きと表情(目線)ということに気がつくことがあります。
腰の動きや手の動きが派手だったりするとうまく見えることもありますが、う~ん素人さん、と思うこともあったりします・・・
もちろん曲にもよりますし、振り付けにもよります。そのハラウがどれくらい手の動きや表情の付け方にこだわっているかにもよります。
そんなに中腰になっていなくても、腰が大きく振れなくても、手の動きの美しさや表情の作り方、目線の方向などで、それはそれは魅力的に踊ることができます。
もちろんそれには歌詞をよく理解して、一つ一つの動きの意味を考え、表現できていることも大切です。
というわけで、フラダンスを踊るのに年齢はあまり考えなくてよいのではないか、というのが私の考えです。
スクールにもよりますが、年齢でクラス分けされていることも多いですしね。
年齢のことは考えず、フラダンスが好きだということ、踊っていて楽しいということが一番です。まずはスクールに行ってみて、体験してみてくださいね!
*レッスンの仕方はハラウやスクールによって違います。レッスンを体験してみて、もし無理な体勢を強制されたりするようなことがあれば、合わないのかもしれません。それぞれの生徒の状態をきちんと見てくれて、みんなが楽しめるように指導してくれるスクールを選びましょう。
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