フラダンスの動画は、動画サイトにたくさん出ています。
もちろん私も良く見るし、勉強になることも多いのです。
でもフラダンスの動画を見るときの注意点がありますので、書いておきますね。
フラダンスコンペの動画の振り付けはコピーしてはいけない
フラダンスの競技会、フラダンスコンペティションの動画がたくさん上がっています。どれも素敵で、踊ってみたいと思うものも多いです。
でもフラダンスの振り付けには、振り付けした人の「著作権」が認められる場合があります。
コンペの動画を見てまるまるコピーして、それを公衆の面前で踊るとなると問題になることがあります。個人的に仲間内で踊る(不特定多数の人に見られない)などであれば大丈夫です。
大きなコンペなどにでているフラ団体は、自分たちのクムフラの振り付けで踊っていることが多く、著作権に関しても厳しい規定があることが多いです。
フラダンス動画の振り付けをコピーして踊っても良いのか
動画サイトには「フラダンス講座」のような感じで、振り付けを上げている人もいますね。
自分で自分の振り付けを不特定多数の人が見る動画サイトに上げているわけですから、コピーされていることも念頭に置いていることが多いでしょう。むしろ「真似してね」ということかもしれません。
その振り付けをコピーして踊りたい場合には、動画を上げた人の解説や注意書きに著作権について書いていないか確認すると良いと思います。
不安な場合には直接聞いてみて、確認を取りましょう。
自分たちの舞台や練習風景の動画をSNSに上げることについて
自分が所属しているフラスクールやハラウによって規定があることが多いです。
ハワイのクムフラに属しているスクールでは、ほとんど禁止になっているのではないでしょうか。私の属しているハラウでも禁止で、破った場合には辞めさせられると思います。
カルチャースクールのフラ教室などでは、もしかしてこのへんは緩かったりするかもしれません。もし動画を上げたい場合には、指導者に確認を取ってからにしましょう。
もしオーケーだった場合、その動画に写っている人たち全員に了承を取ることをおすすめします。
フラダンスの動画は習っているのと同じではない
初心者あるあるなのですが、早く上達したいから動画サイトのフラレッスンで練習をしてしまう・・・その向上心は素晴らしいと思うのですが・・・
初心者であればあるほど、動画サイトのビデオは注意が必要です。
ステップの踏み方、手の動かし方、手の位置、目線の決め方など・・・先生やスクールによって違うからです。まだきちんと踊れないうちに、変なクセをつけてしまうと直すのが大変になります。
言うまでもないことですが、同じ曲でも振り付けた人によって振り付けは違います。動画サイトで振り付けを覚えてしまったけれど、自分の行っている教室の振り付けと違ったなんていうこともありますね。
特に初心者の場合には、複数の振り付けは混乱するだけです。
動画サイトでレッスンをするのが悪いとは思わないのですが、気をつけたほうが良いと思います。特にフラダンスを始めたばかりの時は、自分で踊ってみるのは習っている教室のものだけにしたほうが良いと思います。
動画を見ての練習には限界がある
今の時代、普通の勉強もそうですが、携帯で写真を取ったりビデオを取ったり、書くということをあまりしなくなりました。
ビデオは便利だし、ビデオといっしょに踊っていると自分も踊れる気がしてしまうんですね。
でも、本当にちゃんと踊れているのかな・・・
手の位置、目線、動かし方・・・
動画は2次元なので、特に空間や方向などが確実にはわからないことが良くあります。動画を撮っているカメラの位置によっても、実際より手を高く上げているように見えたり、角度が違って見えたり。
フラダンスを踊るためのレッスンの基本は、やはり実際の対面での練習にあると思っています。疑問があれば、聞くこともできますしね。
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