フラダンスのオリの覚え方のコツ

フラダンスも本格的な教室に入ると、踊りだけではなく詠唱(Oli)のレッスンもあることが多いです。

これはなかなかに曲者で、言葉もメロディーもなかなかに手ごわいです。

私も苦労しているオリ、覚え方のコツを考えてみました。

オリの言葉(歌詞)を覚えるコツ

オリはもちろん、基本ハワイ語です。

フラダンスのアウアナの曲と同じ、いえそれ以上に、意味が大切になってきますね。

教室によっては、レッスンを始める前、舞台に上がる前には必ずオリを詠唱する、というところもあると思います。

そういう場合にはたいてい決まったオリをチャントし、毎回変わるということはあまりないかと思います。

最低限そういうオリは、紙などを見ないでもきちんとチャントできるようにしておきたいですね。

ハワイ語ですから、覚えるのは簡単ではないかもしれません。

そう、全然知らない言葉だと、覚えるのってすごく大変なんです。

でも少しでもわかっていると、かな~り覚えやすくなるんですよ。

たとえば頻繁に出て来る「Ke」や「Ka」、これが冠詞(英語のtheに相当)だとわかるだけで全然違ってきます。

まず新しいオリがあったら、目に付く単語を調べてみましょう。最初は全部わからなくたって大丈夫です。気になった単語をちょっと見てみましょう。

訳詞があったら、歌詞の内容の中心的な言葉を探してみる、ということでも良いと思います。

たとえばオリの1行目の歌詞に「太陽」が出てきたら、ハワイ語のどの単語が太陽なのか。2行目に「雨」が出てきたら、ハワイ語歌詞の雨を探してみるという具合。

これをやっておくとオリの意味がわかってくるのはもちろん、次の歌詞は何なのかを思い出しやすくなります。

太陽の次は雨だな、という感じですね。

私は上に書いた冠詞の「Ke」と「Ka」を手掛かりにしています。冠詞の後の単語はたいてい名詞なので、歌詞のその行の重要な部分であることが多いからです。

まったく意味の分からないままだと、呪文を覚えているような感じになってしまって、なかなか覚えられないものなんですよね。

子供の頃って、まるで意味の分からない言葉でも歌でも、耳で聞いてそのままに覚えたりできたものですが、残念ながら大人になってしまった私たちにはなかなかそれは難しいですからね・・・

ハワイ語はほとんどローマ字読みですが、オキナ(’)が区切りで、単語間は空けずに続けて読むことが多いです。

aがふたつ続くと読む時にはひとつ分しか発音しなかったりしますので、ひとつひとつ確かめながら、発音しない文字は()でくくったり、続けて読む(間をあけない)場合には線でつなげたり、印を付けるようにします。

フラダンスのOliのメロディーを覚えるコツ

メロディーがかなりはっきりあるものは、音楽の五線譜に書き起こしています。私にはこれが一番で、後からでも絶対正確にチャントできるので。

問題は五線譜に書き起こせないようなもの、これが大部分だったりするわけですが。

その場合には、歌詞に横線と矢印でだいたいの音程を書きこんでいます。

歌詞のこの部分で、上がる↗とか下がる↘とか、ですね。

___↗  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⤵ こんな感じです。

リズムは、自分なりにルールを作って、青い線が引いてある部分は伸ばすとか、赤い線の場合には一気に発音するとか、決めて書き込んで行きます。

フラダンスのOliを覚えるコツ

オリによっては、メロディーがほとんどなくて、ほぼ(お経のように)一本調子のものもありますね。

正直、私はそういうのはちょっと苦手で、なかなか覚えられません。

メロディーが明確にあった方が、言葉のリズムと一緒に私には覚えやすいです。

オリは歌詞があってメロディーがある、普通の歌と結局はそんなに変わらないのですよね。

お手本の録音があってもなくても(ない場合は特に)、後で確認ができるように録音をしておくことをお勧めします。オリもたくさん習っていくと、いくらきちんと書き込みをしておいても「思い出せない!」なんていうことが出てきてしまうので。

それに録音をするのは、自分がきちんとチャントできているかどうか確認するのにとても役に立ちます。

オリを詠唱すること、覚えることはそう簡単ではありませんが、フラダンスのそしてハワイの文化の大切な部分であるということを心して、がんばって習得して行きたいですね!

オリがうまく詠唱できると、かっこいい!ですしね!!!

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