フラダンスのパウスカートの種類/選び方

フラダンス時に着用するパウスカートについては以前にも記事にしていますが、今回はパウスカートを選ぶ時の参考になるかもしれないと思い、種類について書いてみます。

*以前のパウスカートに関しての2記事
フラダンスのパウスカートには精霊が宿る
フラダンスのパウスカートには特別なものもある

パウスカートの素材

パウスカートと言うと、華やかな柄のプリントされているものをイメージしますね。市販されているパウスカートの素材は、ポリエステル65%綿35%の物が多いと思います。ほとんどがハワイアンファブリックと呼ばれる、ハワイで製造された布です。

綿の素朴さを保ちながら、皺になりにくいなどの利便性を考えてこの様になったと聞いています。

もちろん他にも素材はいろいろで、綿100%という場合もあります。ポリエステル65%綿35%のものより、少し重い感じがするかもしれません。濡れた時に乾きにくいし皺になりやすいですが、自然のものを使うというフラには向いているかもしれません。

最近よく目にするのが「シャンタン」という素材です。もともとのシャンタンは中国の絹織物ですが、今はこの絹織物のような織り方をしていると言うだけで、素材はいろいろです。パウスカートやフラドレスに使われるシャンタンは、ポリエステル100%のものが多いような気がします。光沢があって独特の風合いがあり綺麗ですが、透け感のあるものもありますので、特に色の薄いものを選ぶときには気をつけたいです。

パウスカートに使われている南国柄の布が全部ハワイ製とは限りません。もちろんパウの布はハワイ製でなくてもよいのですが、買うときには素材を確認してから買うと良いと思います。

パウスカートの布の長さ

ハワイアンファブリックの布は、パウスカートを作るのに適した柄の配置がされているものがほとんどです。生地幅はたいてい約45インチ(約114.3cm) 、これを3ヤードか4ヤード使って作ることが多いです。1ヤードは約91.44cm)、これを3ヤードか4ヤード使っています。この長さの布をそのまま切らずにスカートにするわけですね。

市販のパウスカートを買うときにはたいてい3ヤードとか4ヤードと書いてあります。4ヤード使ったものが多いと思います。3ヤードだと、ややボリューム不足な感じかもしれません。

ステージで着るパウはまた別です。華やかに布をたっぷり使っているものも多いです。

ちなみに私の属するハラウのパウスカートは約5ヤード。かなりボリュームがありますが、ハワイの人は体格も人によってかなり違い、4ヤードだとボリューム不足の場合もあるのかもしれないなと思っています。

パウスカートのデザインいろいろ

練習の時に着るパウはたいていシングルパウと呼ばれるものです。3~4ヤードの布をグルンと輪にして縫って、ウエストをゴムで締めたものですね(紐の場合もあります)。もちろんステージ衣装として着てもおかしくないものも多いです。

ちょっとおしゃれなものにダブルパウがあります。その名の通り、布をダブルで使ったもので、濃い色の無地に模様のある布を被せた物が多いかなと思います。こちらも練習用でも、ステージ衣装としてでも使えますね。

フリルパウは、パウのウエストのところにフリルをあしらった可愛いパウです。これはステージ衣装にする人が多いでしょうか。

*舞台で着る衣装は、もちろんハラウやスクールの決めたものということになりますが、練習で着るパウスカートも決まりのあるところが多いです。お店やサイトで見て気に入っても、あまりよくわからなければ買う前にきちんと確認を取ったほうが良いですね。

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