フラダンス時に着用するパウスカートについては以前にも記事にしていますが、もう少し詳しく書いてみたいと思います。
実はパウスカートと言っても、全部が同じではないからです。
パウはフラダンスの伝統に基づくもの
前記事では、フラダンスのパウスカートの概要についてお伝えしました。
その中にも書きましたが、パウスカート(正しい表記はpauではなくpa’u )は神聖なものです。
でも市販されている華やかなパウと、ハラウの伝統を受け継いだ特別なパウが同じというわけではもちろんありません。
大きく分けて、パウには3種類に分けられると思います(人によって違うと思います。あくまでも私的に)。
*お店で買える華やかなプリントのパウ
*ハラウのパウ
*特定の人しか着られないパウ
これ以外にも、ステージで着る衣装としてのパウもありますね。
前記事にも書いた通り、パウには精霊が宿ると言われているので、敬意を持って扱うというのはどのパウにも共通することかと思います。
お店で買える華やかなプリントのパウ
スクールによっては、スクールのパウ以外のパウは着てはいけないという規則のこともあると思います。
その場合には市販の華やかなパウの出番はほぼないかもしれませんね。
それでも自宅で練習するときなどは、お気に入りの色や柄のパウを着てみたくなるものです。
スクールによっては自由で好きなものを着て良い場合もあります。貸してくれるところもあると思います。それでもやはりフラダンスを少しでも続けようと思うのであれば、いつまでも借りていないで自分のものを用意しましょう。何しろパウには精霊が宿るのです。自分のパウを持って、そのパウと精霊に敬意を持って踊るようにしたいですね。
ハラウのパウ
ハラウやスクールによって、指定のパウがある場合があります。もちろんその指定のパウを着るようにしますが、パウの扱いについても規則があることがあります。
ハラウやスクールのパウは、ハラウやスクールの名前の文字や、ワンポイントのイラストのようなものがデザインされたものが多いですね。イラストはハラウやスクールのロゴの場合もあります。パウの色は、そのハラウやスクールを象徴する色であることも多いです。
パウはクラスの踊る(練習)場所以外では着ないこと、というのは割とよくある規則です。
それ以外にも規則があれば、もちろんそれに従いましょう。
ハラウのパウは、そのハラウに所属している人だけが着られるという場合が多いので、そのハラウを離れた場合には着られなくなります。
特定の人しか着られないパウ
所属するハラウが比較的大きな組織で伝統がある場合に、ハラウの中で階級のようなものがある場合があります。
そしてある階級に到達した人しか着られないパウがあることがあります。
そういうパウは手染めの特別な生地で作られていることが多いようです。デザインはそのハラウの伝統を引き継いだものが使われます。
もちろんこういった特別なパウは、他の人に貸したりしてはいけないものです。自分だけのパウ、です。
*こちらも参考にどうぞ
フラダンスのパウスカートには精霊が宿る
フラダンスのパウスカートの種類/選び方
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