踊るときの視線の重要性については、以前にも書きましたが、付け加えたいことが出てきたので、追加でちょっと書きたいと思います。
*ここで書いているのはあくまでも私の学んでいるフラの場合なので、自分の先生が違うことを言っていたら自分の先生の言うように踊ってくださいね!フラと言っても、ハラウや先生によって違うことは多いです。
動いている手を視線で追うときの注意
手を動かしているときには、基本的に目は動いている手を追います。
別記事でも書いたように、目線は動いている手のもっと先の方を見ます。感覚としては「アゴで見る」という感じになります。
その時の視線(顔自体も動いていることが多いですね)ですが、ぴったり動いている手をひたすら見ている感じだと、ちょっとロボット的と言うか。お遊戯っぽくなるというか。気持ちを入れて踊っている感じがしないんですよね。
手よりも視線を早く動かしたほうが自然にきれいに見えます。
たとえば右手を斜め前、左45度から右45度に動かす場合。最初に左45度にある手の先を見たら、右45度の手が到達するはずの位置を、手の動きを待たずに見るようにします。
目線の方が、手よりも先に到達しているということになります。
太陽を顔(頭)の前に両手で作るときも、視線の方が先に太陽を作る位置に行っているようにします。
太陽や月のときの目線
カオやヘラをしながら太陽や月を顔(頭)の前に作るときの目線ですが、先に書いたように最終的に手が太陽(月)を作る前に目線はその位置に行くようにしますが、その途中はどうするのか。
ほとんどの場合は、目線は右の手に合わせます。
8拍で太陽を作るなら、最初の4拍で目線は右手に合わせて動かし、残りの4拍は手に合わせずに太陽が作られる位置に先に目線を送ります。
目線は目立たないようで、実はすごく目立つんです。
このような動き、タイミングは踊る全員で確認してみんなが揃うようにていねいに練習しましょう。
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