
フラダンスのアウアナを踊る時には「笑顔」がとても大事です。
笑顔で踊ると「5割増し」上手に見えます。ホントですよ。
なんならムスッとして技術的に上手な人より、あまり上手じゃなくてもニコニコ踊る人の方が、見ている人の受けが良かったりします。
アウアナにはちょっと寂しい歌や、ベースになるハワイ伝説がちょっと悲惨なものとかありますが、それでも基本笑顔で踊ります。
「Kaholo Hula」という歌があります。フラダンスのショーなどでお客さんに体験で踊ってもらったり、子供や初心者向けのワークショップで良く使われる曲で、フラをどうやって踊るかという歌詞ですが、ステップの名前などの前に真っ先に出てくるのが「Smile on your face」なんですよね。とにかくにっこり笑って踊り始めるんです。それだけ笑顔が大切だっていうことですね。
でも、実はこれが難しかったりするんです。
舞台に立って緊張しているのにニッコリ踊る!
この笑顔を上手に作るにはどうしたら良いか、というお話しです。
フラを踊る時の笑顔は歯を見せて
フラを踊る時の「笑顔」は、歯を見せた笑顔になります。
口を閉じたままにこっとしても、見ている人には笑顔が届きません。
口角を上げて「ニッ」とする感じですね。
鏡の前で練習して見てください。
歯を出して「ニッ」ですよ!
練習の時から笑顔で踊る
練習の時に笑顔で踊っていないのに、本番だけ笑顔で踊るなんてムリムリです。
普段の練習から笑顔を作る練習をしましょう。
もちろん振り付けを習っているような段階で笑顔では踊れませんが、ある程度振り付けを覚えて曲をかけて通して踊れるようになったら、笑顔で踊るようにします。
自分ではにやにやして踊るなんて恥ずかしいなんて思ってしまうかもしれませんが、一緒に踊っている人達は自分のことで精一杯であなたのことなんて見ていないから大丈夫!
それに他の人がニコニコ踊っているのを見て「変」とは思いませんよね。ならあなたがニコニコ踊っているのを他の人が見ても「変」なんて思わないってことです。
照れずにニコッと笑って踊ってみてください。
練習の時からの笑顔、とっても大切です。
心がけてみてくださいね。
前を向いて、上を向いて!
もちろん笑顔自体も大事なんですが、その笑顔をきれいに見せるには身体の角度も重要です。
フラはちょっと威張った感じに「私を見て!」と、若干顔を上向きに踊るほうがきれいです。
せっかくニコニコしていても、うつむき加減になってしまうと笑顔も陰って見えてしまいます。
カホロ・アオアオ(コーワカ)などで身体が横を向いた時も、顔は正面を向くことが多いですよね。何かを表現するには、顔の向きが大切だということです。
見ている人に伝わる笑顔は、お客さんの方を向くのはもちろんなのですが、たとえば少し高いステージで踊るような場合に、ステージ前にいるお客さんの顔に視線を当ててしまうと、少し下向きになってしまうことがあるので注意しましょう。
目線の記事に書きましたが、目線はなるべく遠くに飛ばします。笑顔も同じような感じです。あごを上げて、口角を上げて、笑顔が遠くまで届くように顔の角度にも注意してみましょう。
フラを踊る時の笑顔を作るコツ
笑顔で踊るコツは、何と言っても自分自身が楽しんで踊るということ。
それには振り付けをちゃんと覚えているのはもちろんです。次は何だったっけ、と思いながら踊ったら、ステキな笑顔は出てきませんよね。
それに自分の踊りにある程度の自信がないと、余裕のある笑顔にはなりません。
舞台で踊るまで、自分なりに最高の踊りができるまでしっかり練習するということが大切ということです。
自信を持って余裕で踊れて、初めてきれいな笑顔も出てきます。
やっぱりステキに踊るには、努力が必要ということですね✨
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